ご相談ありがとうございます。
住宅ローンの返済額についての質問ですが、基本的なことは販売している会社が細かく試算していると思いますし、どの程度の返済額で無理なく返済できると言ったラインや借入期間が示されていませんので、本文から気になる点を幾つか述べておきます。
今、書いてある毎月返済額6万円ボーナス時年間60万円で同金利と借入期間25年ならおおよその借入限度額は2,750万円内ボーナス分として約1,250万円程度の借入ができますので十分購入可能といった提示を受けたのでしょうか。
私が気になる点は、@ボーナス払いの年間60万円A金利1.475%B諸費用の3点です。
@のボーナス払いについては、私としてはあまり多額のボーナス払いになることはお薦めしません。
ボーナスの性格上会社の業績に連動して変動するのが常ですから、毎月の返済額を増やしてもボーナス払いを減らし、ボーナスは繰上返済にまわしていく方が、総額での支払いはかなり減ると考えています。ボーナスへの頼りすぎにはご注意下さい。
A金利に関しては、この金利が完全変動金利であるなら、同水準の金利を長期に維持できる保証が全くないため、非常にリスクが高いと感じています。
これはBの借入期間にもよりますが、同様の金利水準を何処まで維持できるか、非常に不透明です。購入時の金利の低さに惑わされず、返済金トータルで考えるようにしてみてはいかがでしょうか?
Bの諸費用は、購入時に係る諸費用のほかに、住宅ローンの返済以外に発生する費用としての「管理費」「修繕積立金」「固定資産税」やその他の駐車場代等の諸費用を勘案した上で、月額返済額を設定して見てください。
これらの費用は以外に負担になるものです。
これらを勘案し、現在かかっている住居費と比較してみて、月々の支払額が「大丈夫!」と思えるのなら購入をお薦めします。
頭金は、多ければ多いほど良いですが、購入後の移転費用や家具類の購入費用なども結構かかるものです。
お手元に残しておく現金のことについても、十分考えて頭金をご用意いただくのがよろしいのではないでしょうか?
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